マイホームの火災保険
マイホームの火災保険
皆さんは火災保険についてどのような印象をお持ちでしょうか？
大きな災害が起こると頻繁にメディアなどでも取り上げられることが多いですね。
特にここ数年 大きな災害が続いているので特に注目されています。
火災保険は地震保険を含めて建物の構造（木造・鉄骨）や用途（専用住宅・店舗兼）
だけでなく各都道府県で保険料が違うことをご存じですか？
各地域の損害率等をもとに保険料が決まっています。
現在 火災保険は総合保険で加入することが多く
火災のほか落雷・爆発・風災・雹災・雪災・水災・盗難・水漏れ・外部からの飛来物
その他偶然な破損事故等 補償の範囲はかなり広いです。
特約等で絞りこんだりしている場合もありますが生活上で家屋が損害を受けた場合
かなりの確率で保険が使えます。
特に最後の「その他偶然な破損事故」については自分自身の不注意で壊してしまった
場合なども対象になることが多いので気になることがあれば相談下さい。
お守りのイメージで加入している方も多いかもしれませんが実は火災以外の事故でも
対象となることがあることを覚えていてください。 
ただし地震については別途 地震保険に加入していないと補償が受けられません
地震による倒壊はもちろん たとえ火災で自宅が燃えてしまっても火災の原因が
地震によるものであれば地震保険に加入していなければ補償されません。
地震保険は単独で加入することは出来ないので火災保険に加入の際に申し込みます。
私が初めて火災保険に加入したのは35年ほど前になります
当時はまだこの仕事についておらずマイホーム購入の際に何もわからないまま
加入していたような感じでした（当時は住宅金融公庫での借り入れだったので
火災保険も専用のものがありました）
途中でローンの借換えを行った時に見直しの機会がありましたがこの保険がかなり
安い保険料で加入していたのでそのまま任意で継続することにしました。
当時はまだ普通火災保険となっており補償の金額も時価額であったり風災については
20万円を超えないと補償されなかったりというものでした。（この仕事を初めて
知ったのですが、、）現在は満期を迎え一般の火災総合保険に加入しています。
当時加入していなかった地震保険にも加入しました。
30年加入しておりましたが、ちょうど満期を迎える年の台風シーズンに
朝 家を出ると玄関先に瓦が割れて散乱していました
強風で瓦が飛んで落下したようです。
すぐに瓦屋さんに来ていただき修理してもらいましたが足場などを入れると
25万円ほどの費用がかかりましたが保険を使うことが出来助かりました。
火災保険は持ち家にという印象があるかもしれませんが
分譲マンションでも区分所有分は自身の保険しか使えません。
家財の補償もあるので賃貸の方も加入をお勧めします。
ここ数年は毎年のように火災保険の改定が行われ保険料が値上げ傾向にあります。
保険の期間も当時のような30年、35年という契約は出来なくなり10年が最長です。
今年10月にまた改定が行われ保険期間については5年が最長になる予定です。
この機会に一度マイホームの火災保険をご確認下さい。
（記事：岐阜東支店 支店長 丹羽）
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