真の勇気と願い
2011年の東日本大震災以来、３月は命について考える機会が多い時期になりましたが、今年は特にニュースといえばウクライナ情勢ばかりで、あまりの悲惨さに心が痛み直接関係がない私まで心が沈みます。
何だかんだ名目をつけて拳を振り上げた者勝ち？
大国は何をしても許される？自国民なんて情報統制しておけばいい？
そんな中でロシアの国営放送の最中にプラカードを掲げて反戦を訴えた女性ディレクターが拘束されたという事件がありました。
その後釈放されたとのことで安堵したのですが、実際は今後罪に問われる可能性大とのこと。
日本ならいざ知らず、かの国で命がけの行動をする勇気に驚きました。
翻って、自分にはあのような行動はとてもできないだろうと…。
話は変わりますが、毎週日曜日の午前中は犬たちを連れてドッグランかどこか大きめの公園へ行くのが恒例の我が家。
最近見つけた綺麗な公園で、子どもさんが2人いたので邪魔にならないようにグルっと一周してたのですが、その時同じように１頭の犬を連れた男性がこともあろうに広場スペースでノーリードでボール遊びを始めたのです！
最初、目を疑ってロングリード付けてる？と凝視したのですがやはりノーリードなので、注意喚起の意味でじっと見ていたのですが気にする様子もなし。
そんな人がいるせいで犬連れ禁止が増えてくるし、市の条例違反です。
注意しようかと身構えていたら、夫は関わりを避けてもう行こうというので従いましたが…。
でもやっぱりちゃんと勇気を出して注意すべきだったのかと、その後も後悔していた私でした。
以前、同じくノーリードの犬がウチの犬たちへ向かってきたときは、考えるより先に飼い主さんに注意していました。
（ちなみにうちの犬たちは攻撃性なんてゼロです 笑）
ただもしかしたらその時は無意識に相手が女性だったからであって、今回は恰幅のいい男性だったからできなかったのかもしれません。
そう思い当たると、やはり強いものに対して正しいことを口に出すのは本当に難しいことであり、先の女性ディレクターの真の勇気に改めて感服しました。
私もこれからはちゃんと≪正しいことは正しい、間違っていることは間違っている≫と言える人間になりたいと。
ただし、こんなご時世ですからそれぞれ自分の身の安全を確保しつつ…にしないととは思いますね。
ウクライナの方々にも、穏やかにお散歩を楽しめる日常が１日も早く戻ってきますようにと心から願っています。
（安藤）
