損害保険とは
損害保険とは、私たちの生活や財産に起きる損害やトラブルに対して、保険会社が補償してくれる制度です。
具体的には、車の事故や火災、盗難などの予期せぬ出来事(最近ではサイバー攻撃や遭難も含め)が起きた場合、保険に加入していればもしもの時に大きな経済的な負担を抱えることなく、保険会社が被った損害の一部または全額を補償してくれる制度です。
そのため、私たちが日常生活を送る上で、損害保険は欠かせないものと言えます。
損害保険がなぜ必要かを理解するために、身近ないくつかの災害や事故の例を挙げてみます。
頻発する自然災害として、地球温暖化の影響により台風やハリケーン、洪水、最近では線状降水帯による激雨などが挙げられます。これらの災害により家屋や財産が甚大な被害を受けることが増えており、損害保険は災害後の復興や再建に不可欠な支援を提供しています。
また、自動車事故による損害も日常的に起こり得るリスクの一つです。自動車保険に加入していれば、事故による車両の修理費用や相手方への損害賠償費用をカバーしてもらえます。
さらに、家屋や店舗が火災に遭遇した場合も、建物だけでなく家具や貴重品、什器なども被害を受けることがありますが、火災保険に加入していればこれらの損害を補償してくれます。
これらの例から分かるように、災害や事故による損害は予測不可能であり、その影響は大きな経済的負担をもたらすことがあります。損害保険に加入することで、万が一の際に経済的なサポートを受けることができるため、現代社会においては必要不可欠なツールと言えます。保険によって安心して生活することができるので、自分や家族の未来を守るためにも検討する価値があります。
近年世界各地で想像を超える災害が発生しており、これらの災害においても損害保険の重要性がますます浮き彫りになっています。
最後に、近年大きくなっているリスクがあります。今の日本はアメリカナイズされた世の中に変化し、人と人の関係や距離感の変化によって、社会全体が賠償のリスクを負っています。過去の日本であれば、ご近所の関係や、大事に至らなかったからまぁ~良しとする考えができた時代で許容できたことが、今は違います。
私たちは日頃の業務で様々な事故に直面しますが、直線的な訴え、要求が多いです。つまり「責任取れー!!!」というものです。これに対抗する手段としては、優秀な弁護士と我々のような損害保険の担当者が必要不可欠です。
万が一の不測の事態が起こった場合に自分自身とお家族を守るためにも、今まで通りの生活を送れるかどうか、大丈夫かなぁと想像力を働かせてみてください。何かご心配事があれば身近な弊社、中央保険プラザまでお声かけください。
私事ですが、趣味で山歩きをします。遭難に備え損害保険に入っています。満期が来ていましたので今、更新の手続きをしました。
(記事:専務 小島 満)