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物価のお話

あらためて【物価】って何でしょう?値段や価格とは何が違うんでしょう?

 

一部の物だけが値上がりしても「物価が上がった」とは言いませんよね。

物価とは全体的な物の値段のことなのです。

「近年、物価が上昇している」と言えば、世間的に色々な物の値段が上がっていることになり、「田舎は物価が安い」と言えば、都会に比べて全体的に値段が安いということになります。

 

日本では戦後から基本的に年々【物価】が上昇しています。

私が子どものころ、近所で買うお好み焼きは50円でした。今ではそんな値段で食べられる店はありません。ホームランバーは110円、チロルチョコレートは今の3倍くらいのサイズが10円でした。

何を隠そう、私の一日のおこづかいも10円でした(笑)

ちょっと話が逸れましたが

2022年あたりから、物価の上昇が止まりません。

食品から日用品、ガソリンや電気代など、さまざまなものが値上がりし、家計を直撃しています。

 

いったい、なぜこんなことになっているのでしょう?

原因① 燃料・資源の高騰

この原因は大きく2つあります。ひとつは新型コロナウイルスが落ち着いてきたことで世界中の経済活動が活発になり、世界中でエネルギーの需要が高まったこと。もうひとつはロシアによるウクライナ侵攻で輸入がしづらくなったことです。

原因② 円安による輸入コストの増加

1~2年前までは1ドル=110円前後が当たり前だったものが、現在は約133円になっています。日本では多くの資源を輸入に頼っているので、この輸入コストが価格に反映されてしまいます。ではこの円安はなぜ起きているのでしょう?

それは欧米の景気回復によるインフレにあります。

特にアメリカでは日本以上に物価の上昇が進んでおり、それを抑制するために金利を上昇させました。それにより、低金利の日本円が売られ、高金利のドルが買われるようになったのです。

 

この物価上昇を乗り切るために今の私たちにできることは?

まず簡単に始められるのは「節約」です。ただ、光熱費が高いからと言って、夏の暑さを冷房なしで我慢するなどは危険を伴いますので、無理をしないでくださいね。

 電気代の節約

・冷蔵庫の開閉を減らす(中身を減らすことで取り出す時間を短縮!)。

・食洗機を使う時間を安い時間帯に変えてみる。

・照明をLEDにする。

・便座は蓋を閉め暖気を逃さないようにする。

・エアコンは設定を夏は28℃、冬は20℃を目安とし、こまめにフィルターの掃除をする。

・洗濯は乾燥に電力がかかるので、なるべく外干しにする。

・テレビは見ていない時は電源を切る。

・アイロンは電気代がかかりやすい家電です。なるべく安い時間帯に。

・炊飯は安い時間に炊き、小分けにして冷凍すれば保温の電気代が節約できる。

・ビデオデッキ・エアコン・充電器などは待機電力がかかりやすい家電なので、コンセントを抜くとよい。

・消費電力の少ない新しい家電に買い替える。

・料金プランを見直してみる。

水道代の節約

・トイレの節水 

  日常的に「大」で流すところを「小」にしてみる。

  これで1回につき2~3リットル少なく済みます。

・お風呂の入り方

  家族で入浴するのが一番ですが、一人暮らしの場合は水を入れたペットボトルを浴槽に

  投入することで節水になります。

  シャワーは毎分10リットル以上の水が流れるので使用していない時は止める。

  節約シャワーヘッドに替えるのもオススメです。

・キッチン周りの節水

  汚れのひどいものは拭き取ってから洗う。

  泡切れのよい洗剤を使う。

  食洗器は手洗いよりも水量を1/10まで減らせます。

 

私たちが日々できる節約は小さいかもしれません。

でも他にもこんな時だからこそできることがあります。

それは「資産運用」

インフレによってお金の価値が変動するため、資産を分散させておくこともひとつの方法です。

資産運用はお金を株や不動産などのモノに変えて運用するものなので、お金で貯金しておくよりも有利に運用できますよ。

 

弊社では、資産運用に詳しいFPの資格を持つスタッフもおりますので、興味のある方は是非ご連絡ください。

 

(記事:本社パート 豊田)

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