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究極の不平等

朝はまだ肌寒いですが、よく晴れて爽やかな一日になりそうですね。

そんなお天気とは裏腹に、批判的な意見も覚悟の爽やかじゃないお話を…。

 

今朝のニュースで【今年度からの非課税世帯にも10万円給付へ…政府、緊急経済対策で】とありました。

前回の子育て世代への10万円もそうなんですが、差別感が半端なくて非常にモヤモヤしています。

 

個人的な話で申し訳ないのですが、我が家は経済的な事情があって私も主人もめちゃくちゃ働いており、お休みの日は別の仕事をしているので(許可を得ています)、丸1日休みは今年になってから3日くらい。

正直しんどいこともありますが、頑張るしかないと働いていても、すごい勢いで税金に持っていかれます。

もちろん税金の意義は重々承知していて、日々のゴミ収集から大きくは国の防衛費に至るまで私たちの税金によって成り立っているわけなので、国民の義務としてちゃんと支払いたいと思っています。

しかしながら現在、ガソリンの高騰をはじめあらゆるものが値上がりし、その中で所得税・市県民税・固定資産税・厚生年金や社会保険料etc.   更にもうすぐ車の税金もやってきます。

もうどうしたらいいのかと泣きたくなることも多々あるのですが、我が家のように働けど働けど暮らし向きは楽にならず、税金だけはしっかり持っていかれてますます厳しくなる…いわゆる【working poor】な世帯には全く何の支援も無いのです。

前回の《子どもがいる家庭だけに配った10万円》の時も、表向きはコロナ対策なんでしたよね?

その際に「高所得世帯に支給しないのは差別ではないか」とか議論していましたが、私に言わせれば18歳以下の子どもがいる・いないで線引きする方が最大の差別だと思います。

なぜなら18歳以下がいない世帯だって影響受けてるのですから(一部のコロナ需要で潤っている企業除く)

どうしても配りたいなら、最初に全国民に支給したリストを再活用して国民一律5万円にした方がどれだけ平等で、尚且つ事務的な処理費用も抑えられたかと。

そして今回の冒頭のニュースですが、非課税世帯=税金を払わなくていいわけですし、その他にも常日頃様々なメリットがあるわけです。

もちろん“働きたくても働けない”等いろんな事情があると思いますが、殊更そこだけにまたスポットライトを当てるのではなく、苦しい生活の中で税金を払っている国民にも平等にして欲しいと思ってしまいます。

まあ、政治家の諸センセイ方はこんな庶民の話など知ったことではなく、手っ取り早く支持率や次回選挙の集票のためにあれこれ知恵を絞っていらっしゃるんでしょうね。

ただこんな施策が続くと真面目に税金なんて払いたくない!と思う人(私含め)も出てくると思います。

年金も払うばかりで、支給額はドンドン目減りしていくという理不尽さ。

本当に庶民の実情をわかっていて、“公僕”であるという政治家の矜持を持った人はいないのでしょうか?

 

朝からこんな暗めのお話で申し訳ありませんでした。

あれこれ思うところはありますがとりあえず元気に働けることに感謝し、今の自分にできることを日々頑張っていこうと思います。

本日も皆さまにとって、良い日でありますように。

                                          (安藤)

 

 

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