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チャレンジ精神

今日はやっと爽やかに晴れて若葉が目に映えます。

さてブログ、「何を書こうかな?」とすぐに思いつかないときは困った時の《今日はなんの日》です(笑)

いろいろ調べているうちに興味深くなり、書きたいことが次々出てくるから不思議なものです(^_-)-☆

 

そんな本日は【地図の日】

由来は、皆さまも歴史の授業で一度は耳にしたことがある、日本で初めて地図を作った伊能忠敬が測量のために北海道へ向けて出発した日なのだそうです。

最初の一歩を踏み出した日であることから【最初の一歩の日】とも呼ばれているそうですよ。

 

私は典型的な文系人間なので日本史も結構好きで、当時も「すごいオジサンだなぁ」と思った記憶はあるのですが現在あらためて調べると、その凄さに驚きました。

裕福な大地主で生活に困ることはなく50歳で事業を息子に譲った伊能忠敬、本来ならもう楽隠居でのんびり過ごすはず。

というのも当時は平均寿命が50歳そこそこの時代、でも彼はその歳から「天文学・暦学を学びたい」と、単身江戸へ上京して弟子入りし勉強する中で正確な日本地図の必要性を感じたのです。

(当時の地図は北海道が異様に小さかったり、瀬戸内海が無かったりというアバウトな物だったそうです)

そして54歳となった1800年の本日、北海道に向けて馬や弟子たち等と最初の1歩を踏み出したというわけです。

222年後の現在は日本地図どころか世界地図も正確で、普段はむしろ紙の地図ではなくGoogleマップ等に頼る人の方が多いのではないでしょうか。

でもドローンや人工衛星なんて考えられない時代、どうやって航空写真のように複雑な海岸線などを測ってそれを地図に起こしたのか、不思議でたまりません。

 

最初は人の歩幅を利用していたようですが、東日本に入るころには180㎝ごとに印をつけた縄を活用したようです。

想像するだけでも気が遠くなるような地道な作業ですよね。

 

最終的に伊能忠敬が江戸へ戻ったのは70歳だったそうで、彼が歩いた総距離は約4万㎞と言われており一日約40㎞…ちょうど岐阜市の南の方から名古屋中心部くらいでしょうか。

年齢的には現代でいうと80歳を過ぎてから全国測量の旅に出かけ、100歳ころに戻ってきたイメージです。

そう考えるとまさに「凄い!」としかいえない、素晴らしいスーパーおじいちゃんですよね(*^^*)

 

そして当時にしてはかなり実際に近い地図ができたようで、その後の日本にとって重要な役割を果たして歴史に名を遺したといえます。

(昔、初めて飛行機で北海道へ行ったときに窓から見た海岸線が日本地図と一緒で「うわぁ地図と一緒だ!」と、本末転倒の感動をした記憶があります 笑)

 

今回あらためて調べてみて感じたのは『年齢を言い訳にせずチャレンジ精神を持ち続けること』の大切さです。

おそらく伊能忠敬は純粋に“学びたい”という気持ちから最終的に日本列島踏破に至ったのでしょう。

私などはついつい「もうトシだから仕方ない」とか「もう人生残りそんなに無いだろうし」なんて自分に言い訳してしまうことが多々あるのですが、さすがにちょっと身が引き締まる思いがしました。

新緑の季節、遠い昔の偉業に想いを馳せながら背筋を伸ばして歩いてみたくなります。

 

人間、いくつになってもいろんなことに対する興味を持っていたいし、年齢だけで最初から線引きをせずまずは【最初の一歩を踏み出してみる】ことって大事ですね!

皆さまにとって今日も良い一日でありますように(^^♪

                                  (安藤)

 

 

 

 

 

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