戦争と自分の心
テレビの報道は観ないけど
仕事柄
日経新聞は一応目を通します。
日経新聞をお奨めしないし
できれば読みたくない。
面倒だし、価値があるかも疑問で
いつも何日分も溜まってしまいますが（笑）
とはいえ一応、通り一遍の情報と
トレンドは把握しておかないといけないんで。
価値があるとすれば、記事を読んで
これはなんでこうなっているのか、とか
今後どうなるか、とか
自分で考えたりすることで
社会や経済のことを自分なりに解釈したり
疑問や問題意識を持つことかな、と。
そんな中で
ロシアの軍事侵攻。
毎日、かなりの記事が掲載されているが
何が真実かなんて
本当にわからない。
ひとつ感じることは
利害や損得勘定が必ずベースにあるのかな、ということ。
国家を守るとか
政治家としての使命感とか
そんな正義ではなく
このままでは自らの既得権益を守れず
立場や地位が危ぶまれる、という
恐れや不安というエゴの権化。
それを、誤った正義感で武装し
人殺しをする。
こんなときに感じる無力感…
今回の侵攻に限らず
絶えず戦争、紛争はあり
人間の歴史なんて
戦争の歴史だ、と
思ってしまいます。
できることがあるとしたら
自分の中にある
恐れや不安。
自分が正しく、他人が間違っているという
誤った正義感。
それは本質的に
戦争や紛争と同質だと思うから。
そんなエゴを見つめ直し
せめて、自分の心の中と
自分のまわりから
平和を創り続けること。
それは、今もこれからも
永遠に創り続けたい。
(記事：尾関）
