悲しいニュースとささやかな朗報
今日は朝から小雨が降っていて寒いくらいです。
毎日そして一日の中でも気温が目まぐるしく変化し、何を着ていいのか迷う日が続きますね。
本当は1週間の始まりに明るい話題のブログにしたかったのですが、残念なことに暗澹たる気持ちになるニュースが…
ロシアによるウクライナ侵攻、停戦どころかマリウポリへの攻撃を強め抵抗をするなら全滅させると。
なぜこうなってしまうのでしょうか?
主権国家であるウクライナに対し、理解できない理屈で一方的に侵略し領土を奪い取ろうとする。
これは日本での第二次世界大戦終戦直後の北方領土と同じ手法で、国際的に認められなくても関係なく現地の人々を追い出し、そこに移民させて実効支配していく。
こんなことがまさに21世紀の現在に平然と行われていることに強い憤りを感じます。
一説ではウクライナでの被害者数は2万人を超えるとのこと。
では仮に100人だったら“少なくて良かった”と思えるのかというと、私はそんな風には思えずたとえ100人であっても2万人であっても、それぞれの命はたった一つ!
常に【1分の1の命】であって2万分の1の命ではないんです。
誰にでも家族やそれぞれの大切な人生があるのに、ある日突然理不尽に奪われるなんて酷すぎます。
さらに人間だけでなくウクライナの多くの動物たちも苦しめられています。
ニュースで目にされた方も多いと思いますが、キーウ近郊のマカリウという町で飼い主の女性が無残に殺害された後《9歳の秋田犬・リニ》が帰らぬ飼い主さんを1ヵ月も玄関先で待っていたというニュース。
飼い主さんが気の毒でさぞ無念だったろうし、リニちゃんの画像を見ただけで思わず涙々の私。
【マカリウの忠犬ハチ公】とSNS上で呼ばれ、何とかならないかとやきもきしていた方も多くいました。
そんな願いが通じたのか、先日あらたな飼い主さんに引き取られたとのことでとりあえずホッとしたのですが、他にもきっとこうしたことが無数に存在していると思われます。
このような事態を引き起こしているプーチン大統領ですが、実は愛犬家として知られブルガリアンシェパードを始め、大型犬ばかり4頭飼っていると言われています。
その中には2012年に秋田県から贈られた秋田犬・ゆめちゃんもいます。
奇しくも先のリニちゃんと同じく9歳の女の子。
プーチン大統領が真の愛犬家なら、ウクライナでは人々だけでなく多くの犬たちも悲惨な状況になっていることに思い至らないのか?
そもそも、そういったことに想いを巡らせられるなら現在のような状況にはならないのでしょうね。
どうか自分の愛犬たちと触れ合いながら人間らしい心を取り戻し、一刻も早く停戦して平和な世界になって欲しい…
ただ願うことしかできないのがもどかしいです。
今日の続きは無条件に平和な明日が訪れるわけではなく、奇跡の連続で明日へと繋がっていきます。
(安藤)