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【岐阜 FP最新ニュース】物価高のピンチをチャンスに変えよう!プロに教わる「家計の守り方」

【岐阜 FP最新ニュース】物価高のピンチをチャンスに変えよう!プロに教わる「家計の守り方」

024年1月に行った『レタスクラブ』のwebアンケート結果によると、2023年の世帯収入が変わらなかったという人が、ほぼ3人に2人。これまでと同じ収入で物価高をやりくりしている状態です。家計のピンチを乗り切るには、限られたお金をメリハリを持って使っていくのが大事。その方法をお金のプロにお聞きしました。

【画像で確認】プロに聞く!食費などの変動費を抑えたい時におすすめの方法

教えてくれたのは▷飯村久美さん

ファイナンシャルプランナー、FP事務所アイプランニング代表。家計相談や各種メディアで活躍中。著書に『年収300万円でもラクラク越えられる「貯蓄1000万円の壁」』(KADOKAWA)など。

■物価高時代の心構え

引用—-

ピンチをチャンスに! 家計のベースを整えよう  by 飯村さん

—-

物価高で収入が伸びない今は、家計のピンチ! でも飯村さんは、「ピンチをチャンスに変えよう」と提案します。

「ピンチの今こそ支出を把握して家計を整え、限られたお金でやりくりする力をつけておくと、一生役立ちます。人それぞれお金をかけたいところがあるので、優先順位をつけてメリハリのある家計管理をしたほうが満足度が高くなります」。

まずは、今かかっている固定費を書き出し、削れる部分がないかを検討します。通信費やサブスクの費用などは、削減の候補。食費などの変動費は、1カ月だけでも家計簿をつけて、費目ごとに予算を決めましょう。

「食費の目安は手取り収入の17%程度。これを目安に食費の予算を決めて、予算の範囲なら罪悪感なく使えるようにするといいでしょう。いつも節約しなくてはと思っていると、心が疲れてしまいます」

■「食費などの変動費をどうしても抑えたい」

【お悩み】ものの値段が上がって支出が増えるのに、収入は増えていないので、やりくりがたいへんです。それでも子どもの教育費を貯めたいので、少しでも節約したいと思っています。固定費の見直しはしたのですが、食費などの変動費を抑えるにはどうしたらいいのでしょうか?

⇒そんなときは現金袋分けに

【プロが解説!】キャッシュレス決済をやめてみる

変動費を抑えるには、予算を立ててそれを守る方法が一番です。しかし、最近ではキャッシュレス決済が増えて、費目ごとに使った金額を把握しにくくなっています。いったんキャッシュレス決済をやめて、現金を費目ごとに袋分けにして管理してみましょう。現金のみの管理なら、予算を守れているかどうかが一目瞭然です。

■「今は貯蓄をする余裕が全くない…」

【お悩み】子ども2人が高校生と大学生で、いちばん教育費がかかる時期です。家計が苦しいため、パートを始めたり、節約したりしていますが、赤字続きで貯蓄額を減らさないと厳しい状況になってきました。自分たちの老後資金を貯め続けられない状況で、将来が不安です。

⇒そんなときは無理せず減らしてOK!

【プロが解説!】この先の貯めどきを待ちましょう

人生の中には出費が増えて貯蓄ができなくなる時期もあるので、無理せず貯蓄額を減らして大丈夫です。教育費はずっとかかり続けるわけではないので、ここを越えれば貯められる時期が来ます。パートを始めて収入を増やしたり、節約して支出を抑えたりする努力を続けながら、貯めどきを待ちましょう。

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たしかに、キャッシュレス決済だとお金を使っているという自覚があまりなく、ポイポイ使ってしまいがちなので、現金のみの管理に戻してみるのも手ですね!

イラスト/ chillchitta 取材・文/生島典子

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