【岐阜 FP最新ニュース】返済額が増える?…住宅ローンは「ボーナス払い」を選んではいけないとFPが断言するワケ
【岐阜 FP最新ニュース】返済額が増える?…住宅ローンは「ボーナス払い」を選んではいけないとFPが断言するワケ
無駄な出費を抑えて今使えるお金を増やし、老後まで豊かな未来を実現するためには、どうすればいいのか。金融資産3億円を超え、自身も富裕層の仲間入りを果たしたファイナンシャルプランナーである立川健悟氏の著書『お金が増えるのは、どっち?: 読むだけでお金持ちになる!』(三笠書房 )より、一部抜粋して紹介する本連載。本当にお金を増やした人たちの、超実践的なお金を増やす方法を立川氏が解説します。
住宅ローンは「一律平均払い」「ボーナス払い」?
住宅ローンは、「ボーナス払い」を選んではいけません。
なぜなら、ボーナスは必ずもらえるわけではないからです。保証がないうえに、転職してボーナスのない年俸制に変わるなど、給与の支払い方が変わったときに、住宅ローンを返済する難易度が上がります。
しかも、ローンの支払いは最短で3回滞納してしまったらアウト。購入したマイホームが、頭金ごと差し押さえられます。
その後、銀行は債権回収会社へ物件を売り、債権回収会社による競売という流れへ。ボーナス払いにすることで、たしかに月々の支払いは抑えることができますが、滞納リスクをなるべく少なくしておくことを考えると、毎月定額を返済する「一律平均払い」がおススメです。
ボーナス払いは賢く使おう
ボーナス払いを使うならメリットとデメリットを理解したうえで計画的に利用しよう。
●メリット ・月々のローンの返済を安く抑えることができる ・月々の返済額に加えて、ボーナス返済を利用することで、返済期間を短くすることができる ●デメリット ・一律平均払いよりも利子負担が増える ・ボーナス支給額が減っても返済額は変えられない ・ボーナスを住宅ローン以外に使いにくくなる ・滞納により家を手放すリスクが高まるボーナス払いは返済額が増える
ボーナス払いを利用する際に決めるボーナス割合は、多くの場合、借入金額の50%が上限とされています。
ボーナス払い割合による総返済額の違い
・借入金額:3,500万円/借入期間:35年
・適用金利:年0.675%(全期間固定金利)/返済方法:元利均等返済
〈Point〉
すでに「ボーナス払い」にしている人は、借入先の金融機関へ「ボーナス払いと一律平均払いの割合の変更」や「ボーナス月の変更」の相談を。変更内容によっては、借入先の金融機関や保証会社の審査を通す必要があります。
借入から10年以上が経過している場合は、他の金融機関への借り換えも含めてご検討ください。ちなみに、ボーナスが当面なくならないであろう公務員の方は「ボーナス払い」でもよさそうです。
(本文の続きは以下のリンク先にあります)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2faea9a56900d80350e29b4d9fabfdc3b2577b35