【岐阜 FP最新ニュース】500円玉貯金「500万円」を銀行に預け入れた際の不都合。いろいろ聞かれたうえに「約1万4000円」払わされたのはなぜ? 理由を解説
【岐阜 FP最新ニュース】500円玉貯金「500万円」を銀行に預け入れた際の不都合。いろいろ聞かれたうえに「約1万4000円」払わされたのはなぜ? 理由を解説
ツコツと現金500円玉を貯めていく「500円玉貯金」ですが、まさに「塵も積もれば山となる」で継続していれば大きな金額になるものです。
本記事では、羨ましいことに500万円も貯めた人を取り上げたいと思います。さすがに500万円となると自宅に置いておくのは不安なので銀行に預け入れようとしたら、いろいろ聞かれたうえに約1万4000円支払わされたそうです。どういうことなのでしょうか。解説します。
いろいろ聞かれたのは「取引時確認」のため
金融機関では「犯罪による収益の移転防止に関する法律」にもとづき、大きなお金を動かそうとしている客に対して「取引時確認」を行うことが徹底されています。例えば、みずほ銀行が取引確認の必要な取引として定めている中には、「200万円を超える大口の現金によるお取引時」があります。500万円の硬貨を銀行窓口で入金しようとした場合、この要件に該当することから、行員から声を掛けられたのでしょう。
■聞かれる内容
取引時確認で聞かれるのは以下の内容です。
●氏名
●住所
●生年月日
●職業
●取引の目的
氏名、住所、生年月日については免許証などの本人確認書類(原本)の提示、職業と取引目的については口頭で確認が行われます。これは、みずほ銀行で公表されている内容ですが、他の銀行でも基本的には同じような流れでしょう。
大量硬貨取扱手数料がかかる
近年では硬貨の預け入れ枚数に応じて手数料が発生します。取引時確認は手間のみですが、こちらはお金がかかるのでより問題でしょう。 みずほ銀行では、2020年4月1日より「大量硬貨取扱手数料」を新設しており、図表1の料金体系となっています。 図表1
図表1
株式会社みずほ銀行 大量硬貨取扱手数料の新設について
500万円ともなると500円玉が1万枚にもなるので、みずほ銀行の窓口で預け入れた場合には、1980円+(1万枚-1000枚)÷500枚×660円=1万3860円の手数料を徴収される計算になります。ただ単に口座に入金するだけで1万円も取られたら、「冗談じゃない! 」と思う人も多いのではないでしょうか
(本文の続きは以下のリンク先にあります)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca5f4b514c80bc3bb048b748f967aa1a5869dde2