【岐阜 FP】いまどきの資産形成
この数字は?
1990年 5.5%
1993年 4.75%
1994年 3.75%
1996年 2.75%
1999年 2.0%
2001年 1.5%
2013年 1.0%
2017年 0.25%
さて、この数字は何でしょうか?
1990年から随分下がっているこの数字・・・実は「標準利率」です。
・・・と言ってもピンと来る人は少ないかもしれません。
標準利率と積立利率
この標準利率とは、
保険会社が契約者から預かった保険料を運用する際の目安となる利率です。
これは10年国債の平均利回りを元に金融庁が決定しています。
この標準利率を参考に、保険会社は予定利率を決定し、積立型の保険を販売しています。
もう少し詳しく説明すると、
生命保険会社は保険料の一部を将来の保険金などの支払いに備えて積立てて運用しており、
その運用で得られる運用利回りが予定利率となります。
保険料は予定利率が高ければ安く、低ければ高くなるというシーソーの関係にあります。
必ずしも、
標準利率と予定利率は連動しませんが、影響を受けているのは間違いなく
大きく乖離することも少ないです。
資産運用事情の変化
さて、冒頭に出てきた利率の低下で何か起こっているかというと。
利率がよかったかつては保険に加入し、保障を持ちながら同時に資産形成ができていたものの、
現在では厳しい状態となっているという事で、
かつてと同じ方法では資産形成が出来なくなっているという事になります。
解決策
では・・・どうしたら?
現在は国がNISAやiDecoなどの制度を準備してくれています。
保険版NISAと言われる変額保険もあります。
弊社ではファイナンシャルプランナーがお客様にあった資産形成を提案していますので
お気軽にお問い合わせくださいね。
何もしなければ、
未来が変わることもありません。
この機会に資産形成を考え直してみませんか?
(記事: 久富)