【岐阜 FP最新ニュース】【いちからわかる】有利なのはどっち? 新NISA vs. iDeCo
【岐阜 FP最新ニュース】【いちからわかる】有利なのはどっち? 新NISA vs. iDeCo
値上げラッシュや年金額の実質目減りなど、老後の家計に打撃を与えるニュースが日々報じられる中で、定年を意識する世代はもちろん、若い世代の中でも多くの人が老後不安を抱えています。
しかし、本来定年は、子育てから解放された世代が激務や重い責任からも解き放たれて、新しい働き方や生き方にチャレンジできるようになる節目です。正しい知識と早めの準備で、自信を持って新しい人生をスタートしたいものです。
『知っている人だけが得をする 定年前後のお金の選択』(青春出版社)の著者で、ファイナンシャルプランナーの森田悦子さんが、豊かな定年後を迎えるために40代からできる準備として、有利な積み立て投資で老後資金をつくるしくみである、iDeCoとNISAの使い分け術について紹介します。
森田悦子さん
【森田悦子 ETSUKO MORITA】
フリーランス記者/日本FP協会認定AFP(ファイナンシャルプランナー)
石川県生まれ。金沢大学法学部を卒業後、地方新聞記者、編集プロダクションを経て独立。主な執筆分野は資産運用、年金、社会保障、金融経済、ビジネス。新聞、雑誌、ウェブメディアなどで取材記事やインタビュー、コラム、ルポルタージュを寄稿。最新刊『知っている人だけが得をする 定年後のお金の選択』(青春出版社)が発売中。
まず、iDeCoとNISAのおさらい
老後の資金づくりに最適なしくみ iDeCoとNISA
iDeCo(個人型確定拠出年金)とNISA(小額投資非課税制度)はいずれも、通常の証券口座を使う場合より有利な税制で投資ができるうえ、毎月の収入から長期でコツコツ積み立てて資産形成ができるので、老後の資金づくりに最適なしくみです。
本来なら投資で得た利益には約20%課税されるので手もとに残るのは8割程度になりますが、これらのしくみを使えば課税されずに運用を継続できます。 投資をしていると利益がさらに利益を生む複利効果も期待できるので、長く続けるほど非課税で運用できるメリットは大きくなります。
iDeCoもNISAも積み立てられる金額には上限があるので、両者を併用して積み立てて非課税メリットを最大限享受するのが理想ではありますが、多くの人はそこまでの余裕はないでしょう。
そこでいずれかを優先することになりますが、その場合の判断のポイントを紹介しましょう。
(本文の続きは以下のリンク先にあります)
https://news.yahoo.co.jp/articles/151221c4fce8bfed6b7cf87632b6c7841578522a