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お小遣いの渡し方アレコレ

お小遣いの渡し方アレコレ

うちの子どもたちはとっくに成人しているので、昔を振り返ってみると

うちでは定額制にしていましたね。

でもお小遣い帳をつけさせてはいなかったので、あまり計画的に使ってはいなかったように思います。

上の子は普段あまり無駄遣いをしないタイプでした。

小学校卒業のお祝いに東京旅行をしたのですが、息子は銀座の「伊東屋」という文房具の専門店で2万円分くらい珍しいペンを買いまくりまして親としては、「こんなところで、こんなに使うの?」と思った記憶は今でも強烈に残っています。ただその言葉は飲み込んで口には出しませんでした。

普段使わないお金をつぎ込みたいものがこれなんだろうなと思ったからだと思います。

ただそのペンは大切にし過ぎてあまり使っていなかった気はしますが(苦笑)

 

反対に次男は欲しい物は後先考えずに使ってしまうタイプ。

兄弟なのにこうも違うものかと不思議でした。

 

それぞれの性格もあるし、親の考え方もあるので一概にどういう渡し方をするのがいいとは言えません。

なので今回はいくつかの渡し方をご紹介しますので、各家庭に合った方法を考える参考にしていただけたらと思います。

 

方法① 【月1回の定額制】

 お小遣いを渡す方法として一番多いのがこの定額制です。

これは会社員の給料と同じ方法なので、将来そういった職業についてもらいたい方にはオススメです。

決まった金額をどう使うのか、欲しいものがあるから今月は使わないようにしようなどと考える力が身につきます。ただし、何もしなくてもお金がもらえると感じさせてしまうところもあるかもしれません。

 

方法② 【都度制(必要な時に渡す)】

これは子どもが何にお金を使いたいのか親が把握できるし、無駄遣いの防止にもなります。親に「これがどうしても欲しい」とプレゼンする力も身につくかもしれません。

ただし、自分でお金を管理する力はつかない気がします。

 

方法③ 【報酬制】

大人同様、お金は頑張って働いた分だけもらえるということを学べますし働くことの大変さや、価値を実感することができます。

なかにはテストの点数でお小遣いを渡している家庭もあるようです。

100点を取ったら100円など、子どものモチベーションにもつながっているそうです。

報酬制はお金が労働の対価であるというビジネスの基本が身につくとも言われています。さらにお手伝いをすることで家事の能力もアップします。

ただし、家庭によっては「家族なんだからお手伝いは当たり前。お金は必要ない」という考え方もありますし、「お手伝いしたからいくらくれるの?」と言われてショックを受けることもあるようです。

 

方法④ 【定額制と報酬制の合わせ技】

少なめの定額に報酬制を合体させたもの。

足りない部分をお手伝いのご褒美で補うことで、それぞれの良いところを身につけることができます。

 

いずれにしてもメリットとデメリットがあるので、よく家族で話し合って決めることをお勧めします。

 

お小遣いを渡すことのメリット

  • ①品物の価値がわかる

  物を買うことで、何がいくらするのか覚えていく。

  • ②計画性が育つ

  使いすぎると欲しい物が買えなくなることを知り、目的のためにお金を貯めるようになる。

  • ③やりくりを学べる

  一人暮らしを始めたとき、結婚したときに役に立ちます。

  • ④お金の大切さを知ることができる

  お金は無限にあるわけではないこと知り、我慢することを覚える。

  ※ただし、お金が一番大切なわけではないこともちゃんと伝えないといけません。

⑤失敗も経験になる

  悔しい思いや悲しい思いをすることは、今後の人生に役立ちます。

  親はあえて口を出さず、失敗を見守ることも大切です。

 

2022.4.1から18歳が成人となり、クレジットカードの作成やローンの契約も親の同意なしでできるようになりました。

小さい頃からお金の管理能力を身につけておくことがとても大切だと思います。

「お小遣い制度」は生活の中でお金について学べるよい機会です。

数字がわかる年齢になったら是非取り入れてみてください。

 

弊社では【キッズマネースクール】を開催しています。

次の開催は4月15日です!

子どもたち自身がおみせやさんになり、商品の準備・陳列・値段設定・お客様への声掛けなどをしながら働くことの楽しさや大変さを体験してもらいます。

保護者様向けにもお金に関するミニセミナーがあります。

 

これまでに150名ほどの方にご参加いただきました。

参加されたすべての皆さまから、「友だちにも紹介したい」というお声をいただいています。

お時間がありましたら、是非ご参加ください。

 

218日に参加してくれたときの感想をご覧いただけたら、子どもたちが楽しんでくれた様子がわかると思いますのでご紹介しますね。

(記事:本社パート 豊田)

 

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