マイブーム(めだかの飼育)
みなさんはペットを飼っていますか?
飼っている方にとってペットは家族の一員で、なくてはならない存在だと思います。
飼っていない方は飼うなら「あの動物がいいなぁ」など、妄想したこともあるかもしれませんね。
また過去に飼っていたペットとの思い出が忘れられず、もう悲しい思いはしたくない…など様々な思いもあるかもしれません。
例年、様々な機関が『どんなペットを飼っていますか?』という調査を実施していますが、毎年1位2位の推測は難しくないと思います。
1位 犬
2位 猫
…ご想像通りだと思います。
ところが、ここ最近では1位の犬、2位の猫に続く3位になんと『メダカ』がランクインしており、4位の金魚よりも上位となっています。
(一般社団法人ペットフード協会「令和3年全国犬猫飼育実態調査」)
※調査対象や調査方法により異なる可能性もあります
丈夫な種類が多いメダカは、熱帯魚などと比べて飼育の手間や費用がかからず簡単に増やして楽しめます。この誰でも飼えるという手軽さと、コロナ渦のおうち需要も相まって人気が爆発しているようです。
かくいう私も生き物の飼育が好きで、以前(10年位前)からメダカの飼育はしておりますが、特に種類などにこだわりはなく知識もそこまでありませんでした。
メダカはシーズンになると卵を産みますので、産まれた卵を別容器に移し孵化した稚魚を大きく育てて、その子たちがまた卵を産む…ということを繰り返してきました。
タイトルの「マイブーム」となるきっかけ、というかメダカ熱に再び火がついたきっかけは、社内にメダカ飼育の達人がおり、その方のお宅にお邪魔し、様々な種類のメダカを目の当たりにしたのがきっかけです。
色々な種類のメダカを譲っていただき、毎日世話をしています。
私の場合はあくまで個人で飼育して楽しんでいる範疇ですが、やはりこれだけブームになると様々な交配・品種改良がおこなわれ、メダカの種類は今や1000種類以上ともいわれています。
希少な品種ほど価格も上がり、参考価格ながら100万円の値が付いたメダカもあるようです。
だだ、ペットブームの裏側には動物愛護の観点から多くの問題も内在しているといえます。
最も大きいのはやはり飼育放棄で、ブームに乗って安直な気持ちで飼い始めたものの、「思ったよりお金がかかる」「なつかない」「世話が面倒」といった理由で飼育を放棄してしまう人もみえます。
飼い主側も、その場の勢いで安易に飼育を決断せず、たとえ小さな命であってもその重みをしっかり考慮したうえで、寿命を迎えるまで責任をもって飼い続けていきたいものです。
(記事:岐阜東支店コンサルタント 渡辺)
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